JBFAの仕事
日本ブラインドサッカー協会では、スタッフ一人ひとりが自分らしさを生かしながら、ブラインドサッカーにまつわる多種多様な事業を展開しています。事業・部署
日本ブラインドサッカー協会(以下、JBFA)は、「ブラインドサッカーを通じて、視覚障がい者と健常者が当たり前に混ざり合う社会を実現する」というビジョンの達成に向け、11の事業部を設置し、パラリンピック競技であるブラインドサッカーの普及や選手育成はもとより、ブラインドサッカーが持つ特性を生かした様々な事業を展開しています。JBFA“らしさ”とは
多種多様な仕事をする時、様々な人と関わる時、目標を見失いそうになった時、
立ち返ることのできる拠り所のようなものがJBFAにはあり、
職員一人ひとりの中にも共通してあります。
そうした“JBFAらしさ”が職員どうしをつないでいるからこそ、
新しいことにも臆することなくチャレンジできます。
“らしさ”は、はじめから掲げられていたわけではありません。
たくさんの人がJBFAで働くようになってはっきりと浮かび上がってきた特性です。
だから、もっと多くの人が混ざれば、もっと豊かな組織になっていくはずです。
ぜひ、あなたらしさも、ここに混ぜてください。
自ら動く。
ビジョン・ミッションの達成に向けてはもちろん、なりたい自分に向けて、また目の前で起こっている事象に対して、自発的に行動を起こせる人たちがJBFAには集まっています。
巻き込み力。
わたしたちは、多様な人や組織を巻き込む力を持っています。そして、巻き込むためには、多様性を大切にし、障がい者スポーツの枠を超えて活動していくことを厭いません。
0から1をつくる。
わたしたちは、0から1をつくりあげること、弱みを強みに変えること、逆境を進むこと、チャレンジを止めないことに喜びを感じる先駆者、革新者でありたいと考えています。かつて、「見えない人がサッカーなんてできるわけがない」と言われましたが、工夫と努力、アイデアやチームワークによって固定概念を変えられる特性がブラインドサッカーには内包されています。
言葉が飛び交う。
見えない人、見えにくい人と共に働くうえで、相手を理解しようとし、伝わるコミュニケーションを大切にしています。ブラインドサッカーで発せられる「Voy!(ボイ!)」に象徴されるように、組織内でも常に言葉を掛け合うことが信頼感の醸成に向けても重要だと考えています。
パラリンピック競技を支えている。
わたしたちは、パラリンピック競技であるブラインドサッカーに関わる仕事をすることを誇りに思い、競技の普及・発展、次世代選手の発掘や育成に力を入れています。ブラインドサッカーの競技としての魅力や特性があるからこそ、ここを軸にして多様な活動を広げていけると考えています。
存在意義をアップデートする。
ブラインドサッカーの競技団体である一方で、その特性から派生した様々な事業を展開しています。競技団体という枠組みにとらわれない活動をすることで、結果的にはブラインドサッカーの発展、JBFAが目指す社会の実現に向けてより多くの人々を巻き込むことにもつながると考えています。
いろいろな人が活躍している。
JBFAで働いているのは、老若男女、障がいの有無や国籍にかかわらず、本当に多様な人たちです。社会的に期待されている女性の割合という観点から見てみると、JBFAでは職員の半数近くが女性です。ライフイベントによってキャリアが妨げられることなどがないよう、様々な働き方が選択できるように整備されています。
「超」合理的配慮を目指す。
障がいや不自由さがあるときに必要な、法的な意味も含む「配慮」を合理的配慮と言いますが、わたしたちは、杓子定規に考えることはしません。当事者が参画することを尊重し、過剰な配慮ではなく、目指す社会のために一歩踏み込んで、わたしたちなりに考える合理的配慮を追求し、提示していきます。
楽しみと喜びを忘れない。
多様な人がそれぞれの立場で活動するJBFAでは、障がいがあることやマイナースポーツであることなどからくる不自由さをも楽しもうとし、そこにある限界に挑んでいます。楽しさといっても刹那的な享楽ではなく、真剣にチャレンジした先にある笑顔を目指しています。ブラインドサッカーはスコアの少ないスポーツであり、常に勝利できることが確約されてはいません。だからこそ1点の大切さや勝利の喜び、仲間と分かち合う喜びや楽しさを忘れません。
日本ブラインドサッカー協会
©JBFA 2022